◆この記事の説明◆
元病弱・虚弱体質の筆者が、疲れやすい人に向けて「仕事選びアドバイス」を書いたものです。虚弱体質が営業をやってみて、メリットとでメリットをお話していきます。
- 体力がない人
- 鬱(うつ)の人
- 体が弱い人(虚弱体質・病弱)
仕事探しに悩んだときに参考にしてください☆
ぜんぶ、鬱の時の実際の経験をもとに書いています^^
仕事を始めようと思った時、
病弱や虚弱体質の人や体が弱くて悩んでいる人は、
「キツくない仕事か」
「自分でも続けられそうな職場をどうやって探せばいいのか」
仕事選びは色々不安ですよね。
そんな方に向けて、
元虚弱体質で体が弱い私の「実経験」を元に、
- その職場を選んだ理由
- 働いてみて感じたこと
- メリット
- デメリット
- 職場選びのアドバイス
など、職業別に語っていこうと思います!
そんな職場選びシリーズ、第7弾は、「飛び込み営業編」!
病弱・虚弱体質な人、仕事しようと思ったら、是非読んでみてくださーい^^
▼1~6弾はこちら
https://naturallylife.net/kyojyaku-work-keiken-all/
→<追加>在宅ワークについて
どんな飛び込み営業だったか
某○フトバンクの電波が今よりも弱かったころ、電波が弱いテナントさんを探し、工事を提案するお仕事でした。
仕事のやり方としては、
今日、「○○駅エリアを担当」と任命されたら、
駅~隣の駅までのエリアをしらみつぶしに訪問し、朝の10時から夕方の4時くらいまで色んな店舗に足を運びます。
アポなしの完全飛びこみ営業ってやつです。
契約の取り方は、居酒屋さんや、ホテルや、塾やら美容院やら訪問してまず電波を測らせてもらい、電波が弱いという店舗を見つけたら工事を依頼し契約をとっていく仕事でした。
(実際は、電波が弱い素振りを見せて1件でもいいから契約を取ってこい!)でした笑
虚弱体質なわりに、結構体育会系の職場でした。笑
なぜ飛び込み営業をしようと思ったか
虚弱体質の自分が本来取り組むのが間違っているのでは?と思いましたが、3つの理由でどうしてもチャレンジしたかったので、アルバイトの面接を受けました。
就活でアピール出来る
学生時代、就職活動をする前だったこともあって自己PRに使えるかもと思い始めようかと思いました。
- 根性ある
- コミュニケーション能力ある
- 困難を乗り越えられる
こんな感じにブランディング出来るのではないかと考えたからです。
普通、学生時代から大変な仕事したがらないですよね?
そう思い、人より有利かなと思いました。
「体が弱い」劣等感に打ち勝つ位のスキルを身につけたかった
病弱で虚弱体質の私は、普通の人みたいに毎日職場に行けないので
仕事に対するコンプレックスがありました。
でも、私は
- 特殊な技術無し
- 才能も無し
- コミュ力もなし
- コネもなし
これでは、ただただ人より劣ってるだけ。
私は、自分のスキルでなにか体のコンプレックスが払拭出来ないかと考えていました。
職場を休みがちでも、仮に職場に行けた日には、ものすごく成果を残せられればそれなりに人から認めて貰えるかもしれない??
就職に自信が無かった自分は、自分に一体何が出来るのか?を試したかったのです。病弱でも虚弱体質でも、それをカバー出来る位のスキルや実績が欲しかったのだと思います。
絶対に虚弱体質の自分は就職しない職種だから、バイトのうちに興味本位でやってみたかった
一般的にはきつい仕事で、普通の人でも続かなさそうな仕事ですが、特にか弱い自分なら一番遠い仕事だと思い、
どうせ「一生絶対にしないだろう職種」なら、今のうちに人生経験でバイトで試してみるかwと、軽い気持ちで面接に受けに行きました。
病弱・虚弱体質が飛び込み営業をやった結果
面接が何故か通り、初日がやってきました。
ガリガリでも女でも学生も受かったので、後から思うと、とにかくやる気さえあれば誰でも良かったようです。
病弱・虚弱体質が営業をするとどうなるのか?
メリットやデメリットをお話します。
その前に、後々の説明で必要になるので初日の出来事をお話します。
病弱・虚弱体質が飛び込み営業デビュー。衝撃的な初日の出来事
初日、指定された日に会社に向かうと、同期の10名くらいの学生アルバイトが集まっていました。同期は全員、男でした。
代表の人から仕事内容を10分くらい説明されたと思ったら、すぐにそれぞれの名刺が配られました。その後、給与振り込みのための銀行口座振り込みの紙を記入すると、即営業を命じられました。
「それぞれの指定されている駅に向かい、営業して17時前までには帰社するように」
それだけでした。
初日は流石に誰か先輩の後ろについて仕事をするのかと思いましたが、13時から17時まで、完全に1人で営業を回ることになりました。
しかも、トークマニュアル等無く、チラシを渡されただけでした。
完全に自分の裁量に任されているので、私はとにかく1件1件粘り強くまわりました。殆ど門前払いでしたが1件だけ契約を取ることが出来、社内に帰ってきました。
社内に帰ってきたら、うなだれた同期たちの顔が飛び込んできました。結果、全員契約ゼロどころか、明日からもう来ないだろうなというような雰囲気。
それどころか、既に消えてるメンバーも居ました。その子たちは、途中で帰ってきて「辞めます」と言って既に家に帰ったとのこと。。。
諦めるのが早いのか、見切りをつけるのが早いのか、途中で帰るなんていうのは頭になかったので私は衝撃を受けました。
病弱・虚弱体質的、飛び込み営業のメリット
- 歩合制の給料はコンプレックスが払拭できた
今までの仕事はやってもやらなくても同じ給料。バイト先では行った時にどれだけ評価が良くても、毎日ちゃんと来れる人の方が軍パイが上がってしまいます。
でも、営業なら「居るか居ないか」ではなく、「努力出来たか」。病弱で虚弱体質な自分でも、正当な評価を受けることが出来ます。しっかり工夫したりした努力が金額にて報われるのは、とっても有難い事でした。
- 契約さえ取っていれば自分のペースで働くことが出来た
営業の種類によるのですが、アポなしなので完全自己責任の仕事の代わりに完全自分の都合で働けました。
自分が調子のいい時にスタートさせて、疲れたなと思ったら少し休憩して仕事をスタートさせていけばいいのです。相手に都合で始まって相手に都合終わらないというのは物凄くメリットでした。
- 契約の手柄さえ渡せば快くサポートを引き受けてくれる同僚もいる
再度訪問をしないといけない時があり、自分の都合も考えて再アポを約束したのですが、その日に限って調子が悪くってしまいました。。。
でも、契約を引き渡せば、喜んで同僚が代わりに訪問をしてくれる事になりました。
(契約を取り付けたのは私ですが、同僚の手柄(給料)になるので、同僚からすると努力せず手柄をオイシイ訳です)
病弱・虚弱体質的、飛び込み営業のデメリット
- 契約が取れない日は気持ちが重たかった。
病弱・虚弱体質と関係なく全員に言えることですが、成果が悪かったら凹むところです。しかし、これは誰しもあることなので、みんなに気持ちを分かって貰えます。慰めてもらえます。そして頑張っていれば、いづれ良いこと(契約)に結びつきます。
- 契約が取れない日はカバンが重たかった。
「なんか重く感じる」という気持ちの問題ではなく、本当にカバンが重たいです。
何故かというと、話を聞いてくれる人に出会えなければ、持たされているチラシが減らないのです・・・・
話す仕事なので、喉も乾きやすくなります。飲み物も持ち歩くと余計に重たくなりました。
- 契約が取れないと足が疲れる。季節によっては外回りが体になる。
話を聞いてくれないことが多くなると、どんどんインターホン押して歩くのみ!契約が取れるか取れないかで、足の疲労度が大分違います。
また、それが猛暑や極寒のタイミングなら、外に居るだけで体に負担になることがあります。
- 契約が多い日は、口が疲れる
逆に契約が多くなると、お客さんに話すことが増え、説明が疲れてしまいます。
契約が重なる時は、嬉しい悲鳴でした。
でも、契約さえ取っておくと、早めに上がらせてもらえる事もあるし、内緒で少しカフェでまったりしたこともあります。
自分でコンディションを整えるのも仕事のうちと言われていました。
病弱・虚弱体質が飛び込み営業をやってみたら?まとめ
いくらコミュニケーション能力があっても、信用されなければ契約が取れないんだなと思ったよー。
体の弱い自分には、営業なんて絶対に出来ないだろうと思っていましたが、実際チャレンジしてみると案外いい仕事かもしれないと思いました。
私が一番良かったなと感じたのは、「自己都合で働くこともできる」ところ。
これは、本当に助かりました。
普通に飲食や販売店でバイトに行っていたとしたら、
「具合悪い日に限って注文が多くて大変だった」とか、「調子悪い日に限って人手不足」ってこと、経験はありませんか??
こういう相手都合の仕事だと、相手に振り回されます。
しかし、アポ無し飛び込み営業は、自分の具合を見て頑張ることが出来ます。
しかも、頑張ったら頑張った分だけ結果も出るし、評価もされる。
そして、どんどん融通がきくようになります。
実際、バイト期間中に風邪やインフルエンザで度々休みをもらいましたが、快く休みをもらうこともできました。
仕事の種類によっては元々仕事量が決まっているわけでもないし、人手不足もないからです。店長や同僚に迷惑をかけることがありません。
自分が仕事をスタートさせなければいいだけの話なのです。
スタートさせなければ、仕事が始まることがありません。ゆっくり休めます。
しかし、それはやはり「契約がすべて」だということ。
結果を出していない人は、会社に行きにくくなるし、すぐに仕事を辞めたくなります。
ちなみに、私と一緒に入った同期の男性たちは、初日で全員辞めていました・・・・
努力しない人・努力したくない人には、おすすめしませんが、病弱・虚弱体質でも、やる気だけある人には飛び込み営業(アポ無し)は案外おすすめ出来ると言えます。
- 頑張り次第でお給料アップ!
- 出勤率だけでなく努力を評価してもらえる!
- 実績さえあればお休みには柔軟に対応してもらえることも。
- 急な欠勤時は、契約をあげると同僚に快く手伝って貰える可能性がある。
- 自分のペースで仕事が出来る
- 歩きっぱなしや契約が取れないときはしんどい。季節によってはずっと外は辛いかも。
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