◆この記事の説明◆
元病弱・虚弱体質の筆者が、疲れやすい人に向けて「仕事選びアドバイス」を書いたものです。虚弱体質がキャンペーンガール(キャンギャル)をやってみて、メリットとでメリットをお話していきます。
- 体力がない・身体が弱い人
- 鬱(うつ)で免疫が下がっている人
仕事探しに悩んだときに参考にしてください☆
ぜんぶ、病弱と鬱で免疫が下がっている時の実際の経験をもとに書いています^^
仕事を始めようと思った時、
病弱や虚弱体質の人や体が弱くて悩んでいる人は、
「キツくない仕事か」
「自分でも続けられそうな職場をどうやって探せばいいのか」
仕事選びは色々不安ですよね。
そんな方に向けて、
元虚弱体質で体が弱い私の「実経験」を元に、
- その職場を選んだ理由
- 働いてみて感じたこと
- メリット
- デメリット
- 職場選びのアドバイス
など、職業別に語っていこうと思います!
そんな職場選びシリーズ、第8弾は、「キャンペーンガール編」!
病弱・虚弱体質な人、仕事しようと思ったら、是非読んでみてくださーい^^
▼1~7弾はこちら
https://naturallylife.net/kyojyaku-work-keiken-all/
→<追加>在宅ワークについて
キャンペーン関係のスタッフ(キャンペーンガール)は、本当に色々な仕事があり、また呼び名も様々あります。
よく言われるのは、イベントコンパニオン、キャンペーンガール、キャンギャル、サンプリングスタッフなど。このような名称で募集をされているのを目にする人も多いのではないでしょうか。
これらのイベント系のお仕事はかなりの種類を経験しましたが、
- 仕事の内容
- 自分に何が求められること
- 評価される事
- 気をつけるべきこと
が、それぞれ全く違います。
私が経験したのは、ケータイ販売促進、企業イベントの受付、タバコのキャンペーンのコンパニオンやサンプリングや調理実演スタッフ等色々ありますが、
今回はケータイ販売促進のキャンペーンガールのことについて書こうと思います。
キャンペーンガール(携帯)は、どんな仕事内容か
携帯関係のキャンペーンガールは、土日等にお得なキャンペーンをする店舗からの依頼で、店舗や企画を盛り上げをするお仕事です。
お店側がキャンペーンの内容を予め決めており、道行くお客さんに「あ、今日買うとお得なんだな!」と知ってもらうためPRするための仕事。
主なターゲット層は、
- ケータイを近々買おうか悩んでる人
- ケータイを今日買うつもり無かった人
等。そういった方たちに、お店に近づいて貰うための役割です。
極論言うと、我々はケータイを売るのが仕事ではなくケータイ屋さんに来て話を聞いて貰う呼び寄せ役です。
よく、ショッピングモールなどで、風船を配ったり、ガラガラ抽選会をやったりしている風景は見たことありませんか?
そこに各キャリアのコスチュームを着て、マイクでアナウンスしたり、チラシを配ってる女の子のお仕事です。
携帯のキャンペーンガールの仕事は約2種類あります。
キャンペーンガール▼
コスチュームを着てティッシュ配り、誘導、案内役
MC▼
コスチュームを着てマイクでアナウンスする仕事。
キャンペーンガール(携帯)の仕事の特徴
キャンペーンガールは少し特殊なお仕事なので、初めに仕事の特徴を説明します。
キャンペーンガールの所属
まず、キャンペーンガールの所属は、ケータイショップでもありませんし、イベントを開催するショッピングモールでもありません。
イベントを専門に扱う会社と雇用関係を結んでいます。
キャンペーンガールの仕事(案件)の貰い方
派遣登録をイメージしてもらう方が分かりやすいと思います。
まず初めイベント会社に面接を受けて、出来る仕事、勤務可能日の登録等をしておきます。そして、自分の勤務できそうな案件の連絡が来たら希望を出すイメージです。
イベント会社は欠員を嫌う
イベント会社は、キャンペーンガールが必要な場所に必要な数を派遣するのが仕事。
当日、必要な数だけを集めて欠員が出ないようにするのに必死です。
そのために、特殊な勤怠管理を行っています。
イベント会社の特殊な勤怠管理1<出発メール必須>
出来るだけ欠員が出ないように、イベント会社は独自の方法で勤怠管理を工夫しています。女の子はだいたい仕事の前日までに
- 自分が明日起きる予定の時刻
- 出発時刻
を連絡するように言われます。
そして、当日はその時刻までに
- 起きたこと
- 出発したこと
を、スタッフに連絡します。
- 「忘れてましたー」
- 「寝坊しましたー」
で欠員が困るのでイベント会社は最善を尽くします。
キャンペーン系の仕事は、出発確認はほとんどの会社が取り入れています。芸能人が自分の行動をマネージャーに連絡していることを想像して貰えれば近いかもしれません。
イベントは本当に早朝のことも多く、スタッフは朝の5時でも6時でも、指定した時間に連絡を確認してくれています。
イベント会社の特殊な勤怠管理2<補欠待機>
イベント会社はメールでの出発確認以外にも欠員を出さない工夫があります。
イベント会社の将来を左右するような大事な案件は「当日補欠待機」の人も用意してあります。
※補欠待機とは?
その日仕事に間に合うように起きて身支度して待機し、午前中までで欠員無ければ仕事無しのような仕事。
もし欠員が出なかった時は(安いですが)拘束代金(キープ代金)は出ますし、もし欠員が出たら急いで現場に向かって欠員が出た事を知られないよう皆んなと同じ時間に仕事に行くように急いで間に合わせます。
当日の現場のメンバーは、「ほぼ全員初めまして」の特殊な仕事
イベント会社は、自分のイベント会社から派遣出来る人数が足りなければ、協力会社からも人数を呼びます。いつも現場に向かうと、色んなイベント会社の派遣さんと一緒にお仕事することになります。
なので、殆ど全員「初めまして」同士で、それっきりです。まれに、同じような案件でお仕事するときに、前に居たスタッフ等と再会する時もあります。
病弱・虚弱体質的なキャンペーンガール(携帯)メリット
- 時給が高い
私の経験上、コスチュームを着る仕事は時給が高いでことが多めです。ケータイ関係の案件は、普通の仕事の1.2倍~1.5倍くらいのことが多いです。
土日の2日間が仕事に充てられる日だとすると、1日働いて、もう1日は働かなくってもまあまあ貰えるんではないでしょうか。休息が必要な人にとっては良い働き方ができます。
※ただし、急な欠員が出た時に「ごめん明日空いてる?現場に入って?」と嫌々ながらも現場に向かったりする場合は、交渉次第ですが1.5倍くらい貰える事が多いです。笑
※同じ仕事をしていても、所属事務所(イベント会社)によって、値段が違います。
- 毎回違う仕事をすることが出来る
同じケータイ販売促進の仕事に向かっても、当日自分に充てられる仕事は毎日違います。
ガラガラ抽選会をするか、ティッシュ配りにするか、粗品を渡すキャンペーンにするか、看板持って呼び込みするか・・・その日によって違うので、毎回新鮮です。
飽き症の私にはピッタリで楽しかったです。
- コスチュームが可愛いこともある
こればかりは当日の運ですが、コスチュームが可愛い時もあります。
あの専用コスチュームは絶対に販売していないので(転売すると捕まるってスタッフに叩き込まれます)人生のうちで1度は着る経験してみるのも良いかと思います。
- たまに気の合うお客さんと話すこともできるので楽しい
外向的な性格であれば、人と話すのが仕事のようなものなので、ものすごくリフレッシュになります。
男性のお客さんには、結構「おねえちゃん、かわいいね~」と絡まれることがあります(私は可愛いわけではありません)が、
そういうコスチュームの魔法(1.5割増しに可愛く変換されている)にかかってる人も上手くキャンペーン企画に引き込むと案外盛り上がります。
- 楽しい気分で仕事が出来る
楽しいことを仕掛ける仕事は、やっていて楽しいです。他の人が楽しんでくれている姿は、自分も楽しくなれます。
1人で黙々とする仕事は向かないなっていう人はおすすめです。
- 単発で仕事に入れて気軽に仕事が出来る
1日だけしか入らなくてもいいので、気楽に仕事を始めることが出来ます。
試してみて、なかなか合ってるなと思ったら仕事の希望を出して経験を積むといいと思います。逆に、合わなければ、二度と希望を出さないようにすればいいのです。
病弱・虚弱体質的なキャンペーンガール(携帯)デメリット
- 仕事内容を聞くのはほぼ当日
だいたい、その日に現場に向かってから自分の役割を聞かされます。
「ケータイの販売促進」やら、「ケータイ販売促進のMC」などは給料に関係する事なので予め聞いていますが、それ以外は、細かい事は現場スタッフに当日従ってください。という方針です。
私はそれが気軽で良かったですが、嫌な人も居るかもしれないので敢えてデメリットに入れています。決まった仕事しかしたくない人はやめておきましょう。
- 臨機応変な対応が全て
仕事内容が割り振られているとはいえ、今どう動くべきかは瞬時に判断する能力が求められます。
たとえば「今日ティッシュ配り」と言われても、店舗がものすごく混んできた場合には誘導のサポートをしに帰ってきたりしなければいけません。
それについては、ほとんどスタッフからは指示がありません。「ちょっと忙しいから帰ってきて」とか教えてくれることはありません。
自分で立ち回りを考えて求められる役割を見つけなければ評価が下がってしまうと思います。
- 評価が下がると仕事に呼ばれる優先順位が低くなる
「どれだけ気がきくか」「ホスピタリティに長けているか」が評価されるポイントです。いい仕事(時給高め・求められること多め)は、仕事の出来る女の子から声を掛けられます。
仕事が出来ないと、携帯の他にもいい仕事ほど紹介されなくなる事も往々にしてあります。
- 声が1日疲れる場合もあり
数十回携帯のキャンペーンに入っていますが、一日だけ、「1日中声出し」がありました。
有名商店街のアーケードの中で道行く人にPRするという配置だったため、声帯が死にそうな日がありました。
屋外で声を発する時は声のボリューム大き目ではないといけないので、そういう店舗は案件に来ても希望を申請しないようにするのがおすすめです。
私は、その店舗からの仕事の案件はその日以来NGを出しました。喉が弱い人は屋外は要注意です。
- 屋外店舗は寒さ暑さに注意
当日は指定コスチュームを着ているので、勝手に着替えることができません。靴下の長さ等も決まっていることもあるので、
「寒いから」といって、コスチュームの上から何かを着るなども出来ません。ヒートテックとかのインナー調節が必要です。
でも、スタッフは結構女の子扱いが慣れている人ばかりなので、カイロを差し入れてくれたり、コスチューム用のコート(かわいい事多め)を準備してくれていることもあります。
また、「寒い」とか相談すると、かなりの確率で優しめの仕事に変えてくれることがあります。でも、可愛く頼むのがコツですよ!!!笑
病弱・虚弱体質がキャンペーンガール(携帯)をするなら<まとめ>
キャンペーンガールは、少し敷居が高いような気がしますが、スタッフさんがだいたい女の子の扱いに慣れているので、ものすごく仕事のやりやすさは配慮してくれることが多いです。
たまに気がきくスタッフだと、女の子にご機嫌に仕事をして欲しいからってお菓子を用意してくれていたり、ものすごく女の子扱いをしてくれます。
でも、その代わり、女性らしさ(女性にしか出せないホスピタリティ)が求められる仕事です。
そこを怠ると、もう仕事には現場NGが出てお仕事に呼ばれなくなることもあるかと思います。(よっぽどの場合ですが)
キャンペーンガールは時給が高く自分の好きな時だけ仕事に入ることが出来るのはメリットなので、働き方を工夫すると、病弱・虚弱体質の人はものすごくいい仕事になるかと思います。
体力が無い人・毎日働くのが難しい人は、
「その日だけ踏ん張って働いて休息日をしっかり休む」というのがポイントです。
それが出来るくらい、給料は普通の仕事よりもいただけるということです。
しかし、いい面ばかりではありません。
急な欠勤はほぼ許されないので(インフルエンザ以外)無理のないシフトを入れるのがマナーです。
自分の忙しい週は控えめに仕事を入れておき、自分に余裕があるときには多めに希望の申請をしておくのがお勧めです。
また、あまり体が強くないことも多いとマネージャーに相談の上、敢えてあまりシフトを入れないのもおすすめします。
「やる気が無いわけでもなく、仕事に入れないくらい忙しい訳ではないけど、他の人に迷惑がかからないようにあえてゆったりめのシフトにしています。」
と言うと、欠員の時の声を優先的にかけてくれるように配慮してくれる事もあります
病弱・虚弱体質の人はどうしても急な体調不良も多めなので、
「もし空いてたら入ります」のように報告をしておき、急な誰かの欠勤の時に(前日など)呼んでもらい、自分の都合が良ければ入るようなスタイルもおすすめです。
イベント会社も、そういう柔軟に入ってくれる人が居ると案外助かることもあるので相談することが大事です。
<アドバイス>
もし心配なら、事前相談で「補欠要員」でシフトを出す方法がおすすめ
当日欠勤の人が出た時に自分に体調が良ければ仕事に入れてもらう事が出来ます。
<メリット>
- 自分にも出来るか1日単位で試すことが可能
- 時給が高いのでバイトを詰め込む必要なし。当日だけ頑張ったらいい。
- 可愛いコスチューム、楽しい仕事内容は気持ちもリフレッシュ出来る
<デメリット>
- 欠勤には厳しいので、余裕をもったシフトが大事
- 屋外の店舗の時は寒さ対策と喉の保湿が必須。
テレビCMでもお馴染みのショットワークスなら、1日のみの単発で入ってみることも可能です。
https://naturallylife.net/kyojyaku-work-keiken-all/
▼虚弱体質の改善について知りたいなら
https://naturallylife.net/kyojyakutaishitukokuhuku-hituyou8/
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