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未経験で在宅ライター業を始めてみて感じたメリットとデメリット

未経験で在宅ライターを経験してみたメリットとデメリット
記事の説明

「未経験から在宅ライターで働いてみて感じたメリットとデメリットとは?」についての記事です。在宅ワークやライターが完全未経験の人向けの記事です。

こちらの記事は、「ベイスターズ女子」というブログを立ち上げられている野球好きママブロガーあゆさんからの寄稿記事です。

リスねえ
「ライターってどういう仕事なの?」という疑問に、答えていただいた記事、第3段です。 
ライター業のこれまでの記事

【あゆさんにインタビュー:第1回目】

在宅ワークのライターとは?完全未経験で挑戦したママさんにインタビュー

  • ライターってどうやって始めるのか?
  • ライターってどのくらい収入貰えるのか?
  • 未経験でライターって何が難しかったのか?

【あゆさんにインタビュー:第2回目】

在宅ワークのライター初心者が収入を上げるコツは?どのサイトがいい?

  • ライター業経験者が収入を上げるコツは?
  • どのサイトでライター業がおすすめか?

第3回目の今回は、在宅ワークのライターを未経験から始めてみたメリットやデメリット、難しかったことなどを執筆していただきました。

今回、インタビューに答えてくれた元ライターあゆさんは、ベイスターズ女子というブログを運営されています。

あゆさんのブログ「ベイスターズ女子」はこちら
https://yuntyaba.com/

目次

私が在宅ワークでライター業を始めてみた経験談をお話しします。

私は妊娠が判明してから、少しでもお金を稼いでおきたい、と思い仕事をしながら副業を始めることにしました。

でも副業って何があるの?妊娠しててもできるような、身体を酷使するような仕事は無理だし・・・何かできることはあるかなぁ・・・と探しに探し、クラウドソーシングという仕事があることを知りました。

クラウドソーシングは、ネットを介して仕事をし在宅でできるものだったので、仕事をしていて妊娠中というわたしの状況にぴったりの仕事の仕方ができそうなことがわかりました。

さっそく、クラウドソーシングの中でも有名だった「ランサーズ」に登録。

1年半ほど続けたランサーズについてお話したいと思います。

副業を始めようと思っている人
在宅ワークが気になる人
ライティング技術を身につけたい人

に読んで頂けたら嬉しいです。

私がライターの仕事を受けるために利用したのは、日本最大級のクラウドソーシング「ランサーズ」

ランサーズなどのクラウドソーシングは、在宅で(もちろんノマドでも)働くことのできる新しい働き方の一つです。

満員電車に乗って通勤しなくても、突然の子供の迎え要請に周囲の顔色を伺うこともなく
自分のペースで働くことができます。

わたしがランサーズに登録を決めた理由は「日本最大級」というキャッチコピーでした。

クラウドソーシングについて全然知らなかったので、日本最大級といわれると、しっかりしていて安心というイメージがもてたので、ランサーズに登録しました。

ランサーズってどんな風に在宅で仕事をするの?

ランサーズは膨大にある案件から、自分にあった案件を探し、応募して採用されればクライアントさん(仕事相手)と仕事を進めていきます。

仕事の種類はたくさんあって、ライティングやデザインやネーミング、プログラミングなど様々な仕事があります。

何のスキルもないなぁ・・・と思っていたわたしは、とりあえず素人でもできそうなライティングの案件に絞って仕事を探していきました。

カメラマンや、専門的なスキルを必要とする仕事もたくさんあって、人とは違うスキルがあればなーとうらやましくもありました。

やはり専門性をもった人は重宝されますし、競争相手が少ない分たくさんの仕事を好条件で受けられるのだと思います。

それでもライティングの仕事募集は何万件と募集があり、仕事がなくてまわってこないということはなさそう、稼げそうだと、特にライラーの仕事をしたこともないのに、なんとなくワクワクしたのを覚えています。

ランサーズのメリットとデメリット

1年以上続けてきたランサーズのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

・自分のペースで働ける
・ライティング技術が身につく
・交渉術が身につく
・マーケティングに詳しくなる

デメリット

・クライアントさんに合う合わないがある
・無茶振りがあるので断る勇気がないと厳しい
・交渉術が必要
・クライアントの意向に沿う必要がある

ランサーズメリット1:自分のぺースで働ける

これはかなり嬉しかったですね。

ランサーズを始めたのは会社員時代ですが、産休に入ってから時間に余裕が出て、
仕事を増やしたりできました。

出産後はしばらく仕事ができないと思い、最後のへんはセーブしましたが、時間ができたときはクライアントさんとやりとりしなくて良い「タスク」という単発の仕事を少しやっていました。

こうやって仕事量の調節や時間の調節ができるのは、クラウドソーシングならではだなと感じます。

ただ、わたしは最初のころ仕事を詰め込みすぎて何度も時間に余裕がなくなり睡眠不足になることが多々ありました。

ランサーズメリット2:ライティング技術が身につく

最初のうちは右も左もわからず、クライアントさんには大変な迷惑をかけました。

多くの場合、クライアントさんから提供されるマニュアルがあるので、その方法に沿って情報収集や執筆を行います。

クライアントによってマニュアルややり方が違うので、最初のうちは混乱していましたが
数ヶ月もすれば、このクライアントは何をすれば良いのかわかってきます。

ライティング技術は、ランサーズの場だけでなく、普段の文章術やブログ、会社の仕事にだって活きてきます。

文章を書くのに慣れてくるので、会社の報告作業も自信がもてるようになりました。

最初は「ワードプレスって何?」「h2やh3って何のこと?」状態だったので、いろんなクライアントさんに育ててもらえたのはありがたかったです。

ランサーズメリット3:交渉術が身につく

デメリットのところにも書きましたが、ランサーズはある程度経験をつむと、交渉をしていかないと稼げません。

交渉とは「単価アップ」のことです。

よくランサーズでは1文字1円とかそういう表現をしますが、稼いでいるトップクラスの人は1文字10円以上くらいだと思います(不確かですみません・・)。

それくらいないと、月に30万円40万円の世界は難しいです。

わたしはランサーズを始めるときに右も左もわからなかったので、まずランサーズで稼いでいる人の方法を学ぼうと思い、ランサーズで有名だった吉見夏実さんの本を購入しました。

そこで書いてあったのもやはり「営業力」のことでした。

ゆくゆくは単価アップの交渉をしたり、自分から提案できるくらいにならなければ、ライター業だけで生活するのは難しいと感じました。

ランサーズメリット4:マーケティングに詳しくなる

これもある程度進むと必要な力になります。

マーケティングはクライアントが教えてくれるわけではなくて、自分で学び考えます。

なぜマーケティングが必要かというと、誰でもできる分野で抜き出ようとしても
限界があるからなんです。

必要とされているところで専門家になる。

今何が求められているのか、を見極めることが大切です。

仮想通貨が盛り上がっているときは、実際に仮想通貨を持っていたり取引をしたことのあるライターさんは強かったですね。

どの仕事でもそうですが、常に学び続けなければスキルアップできないし、満足のいく仕事をすることはできないと思います。

ランサーズデメリット:クライアントさんに合う合わないがある

ここからはデメリットです。

これは最初の頃ですが、知識がないときに高度な要求をするクライアントさんと仕事をし、
いつも辛辣な言葉が飛んできて、苦しかったのを覚えています。

結局何度も修正したりして、1記事が完成するのに1ヶ月近くかかったこともありました。

その1記事は4000円くらいでした。

ランサーズは同時に何個も仕事を請け負うことができるので、他のクライアントさんとも仕事をしていました。

(なので1ヶ月の収入が4000円しかなかったというわけではなかったのですが)時間もかかって精神的にも大変で、悪夢のような1ヶ月でした。

自分の能力のなさが招いたことではありますが、当時はもう逃げたいという思いしかありませんでした。

やり遂げたのは自分でもよくやった〜という思いでした(笑)。

実際に仕事をしてみないと自分に合うクライアントかどうかがわからないので、そこはクラウドソーシングの難しさなのかなとも感じました。

ランサーズデメリット2:無茶振りがあるので断る勇気がないと厳しい

難しいクライアントさんに当たると、正直言ってストレスでした。

仕事の内容が最初の応募条件と違ったり、あとからどんどん要求(料金はそのままで、画像も3点用意してください等)されていくことがありました。

文章だけ納品のはずなのに、画像の選定もして!とか、画像のトリミングして!とか・・・

そういう時は、「仕事の条件は◯◯までですよね」などと、不要な仕事は断る勇気を持つことが必要です。

私はなかなか強く言えなくて、ダラダラ言われるがままにしていたこともありました。

単価はそのままで・・・。

これはだめな例です。

たとえクライアントと仕事が終わることになっても、言うべきことは言うことができないとフリーランスになるのは難しいのだと実感しました。

ランサーズデメリット3:納得できなくてもクライアントの意向に沿う必要がある

クライアントの意向に沿うことは当然のことです。

ただ、自分が納得できないのにクライアントの意向に沿うのが精神的にしんどかったんです。

それが「嘘」を書いているということでした。

当時は美容の記事を書いていたのですが、記事を書き終えてチェックをお願いした時に

「商品を使った感が出てないので、使った感じで書き直してください」

という言葉が。

 

!?!?!?!?!?!?!?

使ってませんけど?

 

 

使ってないけど、使った感じで書くことを求められてしまいました。これには驚きました。

 

実はこれがランサーズを辞めた大きなきっかけでした。

そのクライアントさんとは長い付き合いで、何記事か「使ってないけど使った」感じで書きましたが、もしもこれを見てくれた人が信じたらどうしよう・・と気が気ではありませんでした。

わたしは当時仕事とは別で、妊娠や出産についてネットでよく調べ物をしていたので、ネットの記事もこんな風に書かれているのでは・・・と思ってしまいネット検索ができなくなった時期がありました。

もちろんランサーズのクライアントの中には、「ネットの情報で記事を書かずに論文や本の情報のみを使ってください」など、情報の正確さを厳しく管理しているクライアントもたくさんいます。

というかほとんどがそうです。安心してくださいね!

結局、わたしはそういう悪質なクライアントが重なって嫌になり、「自分のサイトを持って自分で責任を持ちたい」と思い、ライター業はやめて今のブログを本格的に運営していくことにしました。

ランサーズはとにかく自分次第

ランサーズで思うのは、ややクライアント様とライターという力関係があるということ。

本来は、対等であるのが望ましいのです。

言われるがままだと、時間の割に全然稼げなかったり、心が疲れてしまいます。

せっかくの自分らしく働く方法も、自分を殺してしまいかねません。

ランサーズは便利で、嬉しいことも本当に嫌なこともたくさんあったけど、自分の成長になりました。

ランサーズでSEOとかワードプレスの存在(使ったことはなかったけど)やブログの基本的なことを知ることができたので、今のブログ運営にも役立っているなと感じます。

今回、赤裸々に経験談を執筆していただいた元ライターあゆさんは、今や独立し、ベイスターズ女子というブログを運営されています。

あゆさんのブログ「ベイスターズ女子」はこちら
https://yuntyaba.com/

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